2016年01月31日

【コラム】教育は「アクティブラーニング」の時代へ | オンリーワンスクール西宮北口教室

 最近、「アクティブラーニング」の話題を多く耳にするようになりました。この「アクティブラーニング」は、次回の指導要項に盛り込まれる予定で、文字通り、「アクティブにラーニング(学ぶ)」の意味です。

 具体的に言うと、今までは、学校教育を中心に、先生・教師が生徒に対して主に一方通行で黒板に板書したり教えたりということが多かったわけですが、「アクティブラーニング」は、これとは反対に、生徒が主役となり、生徒自らが小グループに分かれ、ひとつのテーマについて主体的に話し合いやプレゼンテーションなどを通じて学び合います。

 従って、「アクティブラーニング」における先生の役割は、それぞれのチームに対して適切なアドバイスや指示を出すことが求められます。言い換えれば、先生は、これまでの主役から「えんの下の力もち」に徹するということです。

 とは言っても、これまで学校を中心に一方通行の授業が多かったわけですから、急にこのような授業がうまくいくとは思えません。東京では、小~高校の先生方が自主的に有料の「アクティブラーニング」研修会に参加しているとの情報もあります。又、「アクティブラーニング」関連の書籍も、書店のコーナーに多く見られるようになりました。

 私は、このような状況になってきたことを嬉しく思っています。なぜなら、子ども達が自分らしい考えや意見・個性などを、今まで以上に発揮できるようになり、又、ひとりひとりの多様性や他者から違う考えが学べることから、人間の器を広げることができ、人間的成長につながると考えるからです。

 今までの一方通行になりがちな授業から、「アクティブラーニング」の授業を通じて、生徒ひとりひとりが個性的で多様な人格を認め合える社会の一歩が生まれてほしいものです。これらの多様性は、これからのグローバル社会で生きる子ども達に不可欠な考え方であり、日本人からひとりでも多くのグローバル人材が育つきっかけになってくれればと思います。

 実は、現代の日本では、前述の「アクティブラーニング」の他にも多くの教育改革が進行中です。例えば、大学生のレベルを根本的に見直す為、2020年をメドにセンター入試を廃止し、記述問題や面接・小論文・討論などを重視する入試に変えるというニュースです。

 これは、偏差値さえ高ければ大学生になれるという今までのしくみを改め、自分の考えや意見をしっかりと持った学生こそ、本来の大学生のレベルにふさわしいというしくみに改めようという動きだと言えます。今後、「アクティブラーニング」で育った小・中学生が、しっかりと自分の考えを持ち、その力を記述・面接・小論文・討論などの新大学入試で存分に発揮することでしょう。

 つまり、国は、偏差値重視の考え方から、本来の高度で学習意欲があり、自分の考えをしっかりと持った大学生をより多く生み出すことが日本の発展への道となり、将来の日本を引っ張っていく人材なのだと方針転換をしたのでしょう。

 このような小学校からのアクティブラーニングから新しい大学入試までの一貫性のある教育改革に、大いに期待したいものです。


オンリーワンスクール代表 松保 利宗

  


Posted by only1school  at 14:22Comments(0)コラム

2016年01月30日

オンリーワンスクールに通うお客様の声① | オンリーワンスクール西宮北口教室

全国のオンリーワンスクール各教室に通われるお客様の声を
何度かに分けてお届けしますkirakira


鳥取ジュニアコース中学3年生 男子

「オンリーワンスクール ジュニアコースで学んだ9年間の学習成果」

下記は、僕が実際にオンリーワンスクールで学んだ9年間の主な学習項目とその内容です。

就学期間:平成17年11月~現在まで約9年1カ月


【1】 これまでに学んだ主な項目・主な内容

1. オンリーワンプリント“基本学力”

・発想からつなぐ、わける、ほりさげる学習。 文字トレなど。
 例)「これからの社会を生き抜く力」「裁判」

2. オンリーワンプリント“発展学力”

・テーマ学習  :例)ハインリッヒの法則、憲法改正
・3分メッセージ:例)スコットランドの住民投票
・ワークシート :例)2040年の未来、あるべき大人像

3. 対話・話し合い・ひとつのテーマについて賛成・反対を考えるディベートなど

 例)自己紹介、消費増税、少子高齢化、原発再稼働、雇用改革、イスラム国など

4. ヒアリング

・ヒアリングシリーズの学習(ジョンとメリー)
・板書に頼らず、聞いてメモをとり、その内容をまとめる学習
 例)CS、ユビキタス社会、2つのインフレ

5. 作文・小論文

・フリーコメント :例)メディアとは?
・3・6・6・3作文 :例)「人間にとって重要なもの」「セウォル号」
・3・6・6・3小論文:例)「反転授業は必要か」「18才成人」

6. フレームワーク

・これまで学習したフレームワーク
 例)マインドマップ、ロジカルツリー、マトリックス、リンクマップ、情報3力、3面思考など

7. 世の中学習・NIE

・政治:例)国会や内閣のしくみ、財政、裁判のしくみなど
・経済:例)円高、円安、生産、流通、消費、需要、生活、デフレ、インフレなど
・国際情勢:例)日中、日米、サミット、イスラエル、中東問題など
・危機管理、出来事:例)広島の土砂災害、御嶽山爆発など

8. プレゼン

・フレームワーク「ロジカルツリー」を活用して
 例)「就職に必要な考え方・能力とは」など

9. 自由研究

・今まで行なってきた自由研究
 例)「シャッター通り」「東日本大震災」「消費税」 「ベストセラー商品の秘密」「P・ドラッカー研究」

10. キャリア教育

・面接、業界研究、仕事研究、就活とは?
・すぐれた人物研究、自己分析、オンリーワンの学習キーワード50
・起業トレーニング、オンリーワンメニューを考えよう、回転ずしプロジェクト


【2】 オンリーワンスクールの学習でわかった重要なこと

1. 今、学校でやっているような暗記中心の学習ではなく、分析力やコミュニケーション力などの能力や、
 プラス思考・主体性などの考え方の学習のほうが社会に出てから重要だということ。

2. 新聞やニュースをしっかりと見ることで、世界情勢や経済の変化などを読み取ることができ、
 それらが自分の将来の生き方や将来設計の指針になるということ。

3. 様々な分野で活躍している人物は「それぞれ独自の能力や考え方を持っているから成功している」ということ。


【3】 オンリーワンスクールに対しての意見

 僕は、6才の時からこのオンリーワンスクールを始めました。これまで約9年間オンリーワンの学習をしてきて、やはり将来は皆が社会に出ていかなければならず、その前に必要な考え方や能力は着実に身につけておかなければならないことを学びました。その為には、オンリーワンの学習方法が重要になると思うので、たくさんの人に学んでほしいです。そして、その学んだ人材が社会に出ることで、少しずつ日本の将来は変わってくると思います。

 日本の将来のためにも、僕はもっと周りにオンリーワンの考え方を発信していこうと考えています。そして、オンリーワンスクールで学んだ人材がきっと日本をより一層発展させてくれると信じています。

  


Posted by only1school  at 18:59Comments(0)お客様の声

2016年01月28日

【コラム】政府の産業競争力会議におけるこれからの教育と「人材育成方針」とは? | オンリーワンスクール西宮北口教室

 1月25日夕方、政府は新たな成長戦略を策定する為の「産業競争力会議」を開きました。その方針の中で、特に注目されるのは、新たな産業の創出と人材の育成、成果主義を重視し残業代ゼロへの提言などです。


 まず、欧米の先進国が、「第4次産業革命」を掲げて技術革新を競う中、ものづくりで高い技術がある日本なのに、世界の競争の中で存在感を示せない現在の日本産業界に対する危機感があるというのが政府の認識のようです。この会議の中で、「世界の競争相手は従来の常識や産業・業種の垣根を越えて、生き残りをかけた勝負を挑んできている」などの指摘が出たとのこと。


 例えば、アメリカのGE(ゼネラルエレクトリック)は、さまざまなものをインターネットでつなぐ「もののインターネット(IOT)」に力を注いでおり、グーグルは無人走行する自動車開発を進めるなど、アメリカ、ドイツを中心に新たな産業革命、いわゆる第4次産業革命が進んでいる背景があります。


 この第4次産業革命とは、蒸気機関の発明の第1次産業革命、電気の発明の第2次産業革命、さらにコンピューターの発明の第3次産業革命に次ぐ、インターネットをベースにものにセンサーなどをつけ商品自体を高付加価値なものにしようというものです。


 例えば、自動車のタイヤにセンサーをつけ、自動車の運転状況を分析するというしくみで、そのタイヤのセンサーが自動車自体の運転状況を分析し、乱暴な運転をするドライバーは、より事故のリスクが高まる為、保険会社の保険料率が高くなるようにシステム化されていきます。つまり、タイヤのセンサーが保険会社とネットでつながり、そのドライバーの保険料の額を判断するというしくみです。この場合、センサー付きのタイヤの開発が新たに必要となり、新しいアイデアや企画による新産業の創設が見込まれます。


 このように、センサーを活用し、さまざまな商品やサービスを創出することで、新しい産業が生まれ国が発展していくというのが、第4次産業革命の考え方です。従って、今回の政府の産業競争力会議でも、このような第4次産業革命に対応でき活躍できる人材をつくる為に、人材育成計画を策定しようとしているのです。


 2020年のセンター入試廃止も、おそらくこの流れのひとつのあらわれでしょう。つまり、マークシート型の正解のある問題を正確に解ける人材をいくらたくさん育てても、これからの第4次産業革命で必要な、新しいアイデアや個性を活かして企画・計画を立て実行する人材にはなりにくい、との判断が政府や文部科学省を中心にあるのだと推察できます。


 従って、今回政府は、人材育成の為に小・中学生からアクティブラーニング(生徒同士の話し合い・討論などで問題解決をする学習)や、プログラミングなどのIT教育を強化する他、多くの起業家(ベンチャー経営者)を生み出す為の世界最高水準の国立大学を創設するとのこと。又、これらを担う新しい人材を育成する為、実践的な職業教育を実施する新高等教育機関「職業教育学校」の設置も提言されています。


 このように、今回の政府の産業競争力会議では、小学校から大学まで一貫した人材育成を行い、戦後始まって以来の大胆な教育改革を実施することになります。これからの子育てを考える保護者にとって、第4次産業革命を背景とした人材の在り方や教育内容の変化に真剣に注目する必要がありそうです。


オンリーワンスクール代表 松保 利宗  


Posted by only1school  at 14:31Comments(0)コラム